2024/11/01 10:00




写真の柱、一度は見たことがあると思います。
この柱のデザイン、
「コリント式」と呼ばれています。
(コリントス式ともいいます)

古代ギリシャの有力なポリス(都市国家)であった
コリントに由来して
この名になりました。


特徴は、見てお分かりのとおり
柱頭の複雑で華麗な装飾。
ホントに優雅でキレイですよね〜

【アカンサス】という植物がモチーフなのですが、
では、なぜアカンサスなのか・・?

それには、
「美的感覚」と「象徴性」という
2つの要素が関係しているんです。

一つずつご説明していきますね!


まず、美的感覚。

色んな彫刻や建築物を見ると、
古代ギリシャ人は
【美】に強くこだわっているのが
よくわかりますよね〜。

(一つ前のコラムでは
美しい肉体について触れました)

アカンサスの葉は、
その曲線美と細かな葉脈が特徴です。

重なり合った優雅な姿は
建築家たちの心をつかみ、
柱の最も目立つ場所=頭 部分に
ふさわしいと考えられました。


↑ アカンサスの葉


次に、象徴性について。

古代ギリシャにおいて
アカンサスは
「生命力」「再生」を象徴するものと
考えられていました。

当時の建築家たちは
【自然と調和したデザイン】に注力していた事もあり、
この華やかな植物は
彼らのお眼鏡に叶ったというワケです。


ギリシャ人の思想と美を
兼ね備えたアカンサスの葉。

コリント式円柱は
日本でも見る事ができますよ!

日本銀行本館、
明治生命館、東京駅など・・・。
近くを通った時、
思い出して
上を見上げて頂けたら嬉しいです!

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次回と、その次も
柱の話です!