2024/08/23 10:00
この写真は、アテネの「アクロポリス博物館」で撮影したもの。
(殆どの場所で撮影は許可されています)
羊毛を紡ぐ時に使われる
紡錘 (つむ) の小さな重りです。
紀元前6世紀頃に
作られたとみられています。
5cmほどのテラコッタ製で、
とっても可愛かったです。
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色んな模様が描かれてますよね。
これには、ちゃんと意味があるんですよ〜。
複数の絵柄の重りを組み合わせて使うことで、
織り目を間違えないように工夫していたんだとか・・・。
さすが、ギリシャ人!!
写真中央上部にある、大きな重りの絵を見てください!
トリ🐤、可愛くないですか〜?^_^
私のお気に入りですッ♪
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重りの使い方ですが、
上から垂らした経糸を数本ずつ束ねて
穴から通してくくりつけます。
そうして、糸を垂直にピンと張って、
杼 (ひ) を使って緯糸を通していきました。
この織り作業は、
若い女性の仕事だったみたいです。
大変な労力、お疲れ様です・・。
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ギリシャ彫刻を思い浮かべると、
衣服のドレープが豊かで美しいですよねぇ・・
と、いうことは、
かなり大きな布が必要だったということ!
若き女性たちに、「お疲れ様ですッ!」を何度言っても、言い足りないくらい。
今の時代だったら、
アイスクリームの差し入れとかするんだけどなぁ・・・
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(参考文献:地中海学会「写真で綴る地中海の旅」、機織りの重り)